プレママ・母乳育児ママ「ねぇ聞いて！」掲示板

赤ちゃんには周囲の人間を幸せにする不思議な力がありますね。存在だけで人を元気にする・・・すごいことですね。

わたしの母方の祖母は重度の痴呆です。実家で介護しています。祖母は、母が自分の娘であるということも、わたしが孫であるということも、もちろん娘がひ孫であるということも認識できません。自分の身の周りのこともできません。
でも、娘を見ると表情がパッと明るくなり、信じられないほど穏やかな顔をします。いつもは言葉は出ませんが、娘には、「おばあちゃんよ」「こっちにおいで、おばあちゃんと遊ぼう」と話しかけるのです。娘を抱き上げようとすることもあります。娘も祖母が大好きで、寄って行きます。祖母を元気にさせる、もうこれは娘しかできないことなんです。週に３日ほど母を手伝いに実家に帰ります。母を少しでも助けたい気持ちで行っていますが、同時に祖母の喜ぶ顔を見たいためでもあります。

娘が生まれた時わたしは里帰りしました。同じ部屋に、祖母、わたし、娘の３人で寝ていました。（祖母はいつも同じところに寝ないとパニックを起こすので）夜中に娘が泣くと、祖母も起きて「よしよし、よしよし」と娘に声をかけてくれました。わたしがおっぱいをあげている横に祖母がすわっていました。おっぱいを飲む娘と、娘の足をなでる祖母を交互に見ながら、「こんな幸せがあるんだなあ」と思ったものです。夜中の静かな３人だけの時間、大切な思い出です。

父が童謡を歌うと、祖母は手をたたき、娘は喜んで踊ります。わたしと母も一緒に歌って、さながら小さな音楽会と言ったところです。娘が生まれる前も両親とわたしでやっていたことですが、やはり娘がいると全然違い、祖母はずっとにこにこしています。赤ちゃんのこんな小さな体のどこに、こんなちからがあるんだろうといつも思います。

祖母のトイレ介助をしていると娘もやってきて、不思議そうな顔をしてじーっと見ています。介護って、ほんと気がおかしくなりそうなくらい大変なものなんです。でも、そんな中でも、わたしは祖母の介護ができることを幸せに思い、祖母に感謝しています。娘も、小さくても、何か感じてくれているだろうなと勝手に思っています。娘にも感謝しています。お昼寝から起きたらまたいっぱい遊んであげようと思います。

また明日祖母のところに行ってきます。娘が今度どんなちからをみせてくれるのか、楽しみにしています。

ゆいゆいさん、こんにちは。

　素敵なお話、有難うございました。私は介護の経験がないので、その大変さたるや、理解のしようがありませんが、読んでいて、本当に素敵な気持ちにさせていただきました。
　子供からは、私も常にパワーをもらっていると思います。育児と家事と仕事、何とかやって言ってるのは、娘が居るからこそだと思います。
　そして、もう一つ、ゆいゆいさんのお嬢さんのちからの他に、とっても素敵なもの、それは、お婆様に備わっている、優しさなんでしょうね。子供をかわいがる、しかも、曾孫だとは解らないのにかわいがる、お婆様は最も本能に近い部分に「優しさ」を持っていらっしゃる方なんだと思います。そしてその優しさは、確実にゆいゆいさんのお母様を経て、ゆいゆいさんへ引き継がれている、とも思いました。そしてそれはきっと、間違いなくお嬢様へも。
　ゆいゆいさんのお母様、お父様、そしてゆいゆいさんご自身の介護の姿は、きっと、お嬢さんの心の奥深くに刻み込まれ、優しくそして強い、素敵な女性になられる事と思います。
　私の実家は遠く、日常的に行き来することができません。さっきも書きましたが、私には介護の経験がありません。だから、ゆいゆいさんの大変さも本当の意味では理解できないから、こんなこと言ってはいけないのかもしれませんが、ゆいゆいさんが羨ましくなってしまいました。お婆様にも感謝なさっているゆいゆいさん、本当に素敵だと思います。
　育児と介護と、とてもご苦労が多いと思いますが、身体に気を付けて、これからも頑張ってください。

こんにちは。
私は元介護福祉士で、結婚前まで老人ホームで働いていただけに
ゆいゆいさんのご家族の介護の大変さ、とってもよくわかります…。
重度の痴呆があるとの事で、尚更精神的にも大変だと思います…。
(ご家族のお体の方は、大丈夫ですか？)
でも、ゆいゆいさんの文章を読んでいて、それ以上に家族の温かさ・
愛情が感じられ、とっても私まで心が温かくなりました。
痴呆にも色々と種類があるので症状も様々ですが、近い過去・現在を
認識できなくても、遠い昔の記憶(子供の頃や若い頃)ははっきりと
覚えている方も多く、無表情な方が子供を見ただけで涙を流して
自分のお子さんの名前を読んで抱っこしてあやそうとしたり、
嬉しそうに笑って童謡を歌いながら手をつないで歩こうとするなど、
私達がビックリする位、表情が変わる方もおり、いつも子供の癒す力
ってすごいと思っていました。
施設では子供とは違いますが、ワンちゃんをゲストに呼んで
触れ合って心を癒してもらう『アニマルセラピー』を
取り入れているところがあります。
触れ合った日は、断然にみなさんの表情が違ってイキイキと
しているそうです。
お祖母様とお嬢ちゃまが触れ合う事によって心を癒され、
昔を思い出しては心が温かい気持ちになる…。
もしかしたら、同じようにお祖母様の1番の素敵なケアに
なってるのかもしれませんね。

これから、どんどんお嬢ちゃまがお話上手になったり、
表情も豊かになって可愛くなって来る時期なので、
近いうちに一緒に楽しそうに童謡を歌う姿も見られるかも
しれませんね♪

私にとって、忘れかけていた大切な物を思い出させて頂いて
ゆいゆいさん、本当にありがとう！

今回はアドレスも載せておきますので、何かありましたら
いつでも気軽に相談して下さいね(＾ー＾)

ゆいゆいさんこんばんは。
とても温かい気持ちになりました。それから息子を産んですぐのころを
思い出しました。
産後3週間母が手伝いにきてくれていたのですが、私はすっかりダウン
しかかって、かわりにあやしてくれていた母が子守唄を歌ったんですが
それは私の弟を寝かしつけていた歌でした。
私の赤ちゃんの時にも歌ったと言ってました。祖母もうたってたかも
、なんて言ってました。
なんか生命の継続というか、子を育てる母性のつながりみたいなものを
感じてジーンときたのを覚えてます。
そして今私が歌ってます。
祖母はもう20年も前に亡くなったけれど子を育てる自分の中にどこか
溶け込んでるんだなーと思います。

知らない人から向けられる優しい目というものがこんなに多いことも
子供ができてから知りました。赤ちゃんはいるだけで人の心の奥底の
なにかを無条件で揺さぶる存在なんですね。
ゆいゆいさんのお嬢さんもまさしくそうですね。それを見守るゆいゆい
さん、そしてご家族の方のまなざしもきっと優しく温かなんでしょうね。
介護を経験したことがない私が「大変ですね」なんてはとても言えない
のですが、ゆいゆいさん、ご家族のみなさんのお体を大切に・・・
そしてお祖母様がお嬢さんと楽しく幸せな日々を過ごされますように。

ＪＪさん、レスいただきありがとうございました。

とてもいいお話をありがとうございました。胸にじーんときましたよ～。生命の持続・・・子を育てる母性のつながり・・・素敵な言葉です。ＪＪさんのおばあさまからの優しさや温かさが、しっかりと受け継がれているのですね。歌い継がれている子守唄を聞いてお嬢さんもねんねする・・・とっても幸せなことだと思います。
介護を経験された方にも経験されていない方にも、励ましていただくと、頑張ろうっ！て、すごーく力が沸いてくるんです。だから、介護の経験の有無なんて全然関係ないんですよ～。ＪＪさんからやさしいお心遣いをいただいてとても嬉しかったです。うちの母なんて、介護の経験のない人から「介護って言ったっていつも家にいるんだから暇でしょ、楽でしょ」って何度言われたことか・・・もう親子で慣れちゃいましたけどね（笑）。月曜日にまた行ってくるので、両親にも話します。とても喜ぶと思います。ありがとうございました！

ぱなさん、はなごんさん、こんばんわ。
今日やっとパソコンに向かうことができました。
あたたかいレスをいただき、本当に感謝しています。
両親にも話します、とても喜ぶと思います。

ぱなさん
育児とお仕事と家事、いつもお疲れさまです。
ぱなさんが書いてくださった、「本能に近い部分にやさしさを持っている」というお言葉、とても嬉しく、じーんときました。痴呆と言うと、あからさまに馬鹿にしたような態度を取る人もいるんです。もう慣れましたけど、最初のころは落ち込んでましたね。だから、ぱなさんの優しいお気持ち、本当にうれしいです。介護の経験の有無なんて関係ないですよ～、ぱなさんのように思っていただける、それだけでどれだけ救われるかわかりません。また頑張ろう！って思いました。ありがとうございました！

はなごんさん
そうなんですか～、老人ホームでお仕事をなさっていたのですね。私は週に３日だけでいいけど、はなごんさんはそれをお仕事としてされていたんですよね、頭が下がります。すごいことだと思います。私の家族のことも気遣っていただいて、本当に嬉しく思いました。最初の頃は祖母の痴呆を受け入れられなかったのですが、今では痴呆に関する本もよく読むようになりました。祖母も昔の記憶が鮮明なタイプでした。ワンちゃんも大好きです。はなごんさんの優しいお気持ちとお言葉、とっても嬉しく、勇気づけられました。メールアドレスも教えていただき、本当にありがとうございました。あつかましくお願いしてしまいますが、何かあった時には相談させてください。とても心強く思います。ありがとうございました！