こんにちは。ハーブガーデンショップの店長、服部紗希です。
赤ちゃんのことを思うと、がんばれる。
でも、がんばるばかりじゃ、どこかで気持ちが折れそうになる。
授乳期のママたちに、
「ちょっとだけでも、安心できる時間を届けたい」
そんな想いから生まれたのが、「ママのお願いブレンド®」です。
そもそもハーブガーデンショップが誕生したのは、1998年の私の出産がきっかけでした
その頃、東大阪市で桶谷式の母乳ケアをされていた
大江母乳育児相談室の助産師・大江テル子先生に、私自身がとてもお世話になりました。
母乳が思うように出なくて悩んでいた私に、丁寧にマッサージをしてくださって。
それまで張ってるだけで出なかったお乳が、ちゃんと流れ始めたんです。
「すごいな、こんなに変わるんや…」って、実感しました。
当時の私は、自分でハーブをブレンドして飲んでいたこともあり、
それも良かったのかもしれないと感じていたんです。
そのことを大江先生にお話ししたとき、
「このお茶、いいわね。おっぱいの質もどんどん良くなってるし、ほんとすごいのねぇ」
と、感心してくださいました。
このとき飲んでいたハーブティーこそが、のちに「母乳不足解消ブレンド」として販売するきっかけになったブレンドです。
「新米ママのおっぱい入門」から広がった想い
私はその頃、「新米ママのおっぱい入門」というサイトを立ち上げ、
桶谷式の母乳相談室の事や、自分の体験をもとにしたハーブブレンドのことなどを発信していました。
その記事を読んでくださった方から、
「そのハーブ、売ってもらえませんか?」という声がたくさん届くようになって。
2000年の春、「母乳不足解消ブレンド」の販売を始めることになりました。
ちなみに、大江先生とは販売や取引の関係ではありません。
私がお茶を渡したことも卸したこともなく、ただ「これ、いいね。他のママにも教えてあげたい」
という想いで、たくさんの方に自然に紹介してくださっていたんです。
先生は長年マッサージを通して、ハーブを飲んだあとのおっぱいの質の変化を、
実際に“手の感覚”で感じてくださっていたのだと思います。
そして2002年、大江先生からの相談が
「ねぇ 服部さん。最近、“母乳は出したいけど痩せたい”って言うママが増えててね。
ちゃんと食べなきゃ母乳は出ないって伝えても、体型のことが気になって、
すぐに置き換えダイエットとか始めちゃうの。
せっかく出始めたおっぱいが止まってしまったり、
赤ちゃんの体重が増えなくて、また悩んでしまったり…
ほんと、困ってるのよ」
「マッサージのあとに、『近くのおそば屋さん、美味しいから行ってきたら?』って言っても、
“ダイエットしてるんで…”って。温かいお出汁飲んで体温めたらええのに、
ほんと、困ってるのよ」
“ママのお願い”に応えたくて
母乳は続けたい。でも体型も気になる。
からだの巡りを整えながら、気持ちも軽くなりたい。
そんな、ママならではの想いに寄り添うことを目指して
生まれたのが「ママのお願いブレンド®」です。
「ママのお願いブレンド®」の名前の由来
「ママのお願い®ブレンド」という名前は、授乳中のママたちが抱える“母乳育児と体型の悩み”に寄り添いたいという思いから生まれました。
「ママがお願いしたいこと」を叶えるハーブティーとして、母乳分泌と産後の体調管理をサポートするための特別なブレンドです。
商標登録されているこの商品名は、私たちのこだわりと品質の証でもあります。
母乳ブレンド、それぞれの違い
「母乳不足解消ブレンド」は、鉄分などのミネラル補給に重点を置いた、“母乳の素材”そのものにアプローチするブレンド。
出産後の栄養サポートを意識した設計で、まずは身体の内側からしっかり整えたい方におすすめです。
一方、「ママのお願いブレンド®」は、
母乳を出す“からだのリズム”と“気持ちの巡り”をやさしく支える設計。
代謝を支えるハーブを中心に、心のバランスに寄り添う花や葉のハーブを組み合わせ、ママの“今”の状態にそっと寄り添います。
ブレンドは「設計」です
ハーブティーは、ただ“混ぜればいい”ものではありません。
大切なのは「軸」となるハーブを据えて、そこから必要な要素を丁寧に重ねていくこと。
まるで、ひとつのストーリーを描くように設計していくのが、私たちのブレンドづくりです。
「ママのお願いブレンド®」では、
ダンディリオンやフェンネルといった代謝を支えるハーブを“軸”に。
そこへ、カモミールやマリーゴールドのような心をととのえる花のハーブ、
ワイルドストロベリーやバーベインといったリズムに寄り添う葉のハーブをバランスよく組み合わせました。
香りがふわっと広がって、
飲みやすく、ほっとする。
そんな「やさしさ」まできちんと設計された、特別な一杯です。
7種類のハーブ、それぞれの役割
「ママのお願いブレンド®」は、7つのハーブがひとつの目的に向かって丁寧に設計されたブレンドです。
その中に含まれるハーブたちは、それぞれの個性を持ちながら、ママのからだと気持ちに静かに、やさしく寄り添う存在としてまとまっています。
※薬機法の関係上、効果効能については明記できない部分もあります。
でも、すべてにちゃんと理由があるハーブばかりです。どうかご理解ください (‘-‘*)
- ダンディリオン(ポーランド):土の中でしっかり育った根からつくられた、やわらかな苦みを持つハーブ。日々の「巡り」や、「土台」を整えたい時に。
- フェンネル(インド):甘みのある香りとほんのりスパイシーな風味が特徴の種子ハーブ。授乳期に選ばれることの多い存在です。
- オーガニックルイボス(南アフリカ):クセのないやさしい味わいで、体にすっとなじむ定番ハーブ。
- カモミールジャーマン(ドイツ):花のハーブならではの、ほっとする香り。心がざわつく夜や、気持ちをゆるめたい時にそっと寄り添います。
- バーベイン(ブルガリア・オーガニック):気持ちが揺れる日に、やわらかく包み込んでくれる葉のハーブ。女性のリズムや感情の波に寄り添う存在です。
- ワイルドストロベリー(ブルガリア・オーガニック):野いちごの葉。さわやかさと自然のやさしさを感じる香り。すっきりした気分でいたい日に。
- マリーゴールド(エジプト):カレンデュラとも呼ばれ、鮮やかな花びらが彩りを添えます。ハーブティー全体をまとめ、飲みやすさにも一役買っています。
この一杯が、「もう少しだけ、がんばってみようかな」と思える、
そんな心と体のあいだの時間をそっと支えられますように。
お客様から届いた、うれしい体験の声
「母乳の量が安定してきた気がします」
「もう少しだけ、がんばろうって思えました」
「赤ちゃんがごくごく飲んでくれたとき、涙が出そうになりました」
あなたの“お願い”に、そっと応える一杯でありますように
母乳のこと。からだのこと。気持ちのこと。
どれも、がんばるママの「大切なお願い」。
その声に、そっと応える一杯でありますように。
「ママのお願いブレンド®」、必要な方に届きますように。
以上、育児中のママをサポートしたい、そんな想いから生まれた「ママのお願いブレンド®」でした。- 投稿タグ
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