こんにちは。ハーブガーデンショップ、店長の服部紗希です。

毎年夏休みに全国の小学生のご家庭からご注文頂く自由研究お助けアイテムの「手作りハーブ石けんキット」。

今年もその時期が来たようです(‘-‘*)

お盆明け~夏休み後半の駆け込み自由研究でも間に合う、短時間で完成する実用工作。

苛性ソーダ不使用・無香料無添加の石けん素地に、自然のハーブのエキスを加えてやさしい手づくり石けんを作ります。

このキットのポイント

  • 作って終わりではなく使える作品。毎日の手洗いで達成感が続きます。
  • 苛性ソーダ不使用。親子で安心して取り組めます。
  • 準備がラク。材料がそろっているので家にある道具だけでOK。
  • 写真映え。型で抜いて可愛く仕上がり、レポート作りもスムーズ。

所要時間の目安:作業30~40分+乾燥3~7日(気温・湿度により前後します)

キット内容

  • 石けん素地(無香料・無添加)…110g
  • ドライハーブ(いずれか)…ラベンダー/カモミール/マリーゴールド/ローズマリー
  • 作り方シート

※型は含まれません。お手持ちのクッキー型や牛乳パック型などで代用できます。

用意する道具(家にあるものでOK)

  • 耐熱カップまたはボウル
  • 熱湯50cc(1回分)
  • ラップ、割り箸またはスプーン
  • クッキー型や牛乳パック型など成形用の型
  • キッチンペーパー、計量スプーン
  • あればポリ手袋、作業用エプロン

作り方(自由研究レポートに書きやすい工程)

1.ハーブ抽出液を作る

耐熱カップにハーブ茶葉を入れ、熱湯50ccを注いで10分ほど置きます。茶葉を取り除き、成分の出た抽出液をしっかり冷まします。

2.石けん生地をこねる

ボウルに石けん素地を入れ、抽出液を数回に分けて加えながらこねます。耳たぶくらいの柔らかさになったらOK。ゆるくなりすぎたら素地を少量足します。

香りを強くしたい場合は、化粧品グレードのエッセンシャルオイルを1~2滴のみ。敏感肌や小さなお子様は精油なしがおすすめです。

3.成形する

生地を半分に分け、ラップを敷いた型にしっかり押し込みます。厚み1.5~2cmを目安に。薄すぎると割れやすくなります。

4.乾燥させる

割り箸を2~3本並べた上に置くなどして通気を確保し、風通しの良い日陰で3~7日乾燥させます。直射日光は割れの原因。湿度が高い日はさらに長めに。

完成。形が安定したら型から外し、写真撮影やラッピングをしてレポートに添えましょう。

安全上の注意

  • 同封のハーブ茶葉は食品ですが、抽出液は飲食しないでください。
  • 粉末状の素地を吸い込まないように注意してください。
  • 作った石けんは個人の責任範囲でご使用ください。お肌に合わない場合は使用を中止してください。
  • 抽出液以外のものを混ぜると変色することがあります(ハーブ由来の自然な変化です)。
  • 保管は高温多湿を避け、乾燥後にご使用ください。

自由研究レポートの書き方

タイトル

例:「ハーブの抽出液で石けんを作ってみよう」

1.きっかけ・目的

なぜこのテーマにしたか。どのハーブを選んだか。

2.準備したもの

キット内容と家にある道具を箇条書きに。

3.方法(手順)

抽出→こねる→成形→乾燥の順で写真付きで説明。分量や厚みの目安も記録。

ハーブコラム(要約)

ラベンダー

紫の小花とやさしい香りで親しまれる定番ハーブ。

カモミール

りんごのような甘い香り。リラックス感のある印象。

マリーゴールド(カレンデュラ)

鮮やかな黄色オレンジの花びら。観察もしやすい。

ローズマリー

すっきりした青緑の葉と澄んだ香り。キッチンハーブとしても有名。

※上記は一般的な特徴の紹介であり、効果効能を保証するものではありません。

よくある質問

Q.対象年齢は?

A.小学生~。熱湯を扱うため保護者の見守りのもとで行ってください。

Q.どのくらいで使えますか?

A.成形後、風通しの良い日陰で3~7日ほど乾燥させてからご使用ください。

Q.色が変わってきました。

A.ハーブ由来の成分により、時間の経過で色味が変化することがあります。

ご注文

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以上、夏休みの自由研究に|親子で作って使える「手作りハーブ石けんキット」でした。