ハーブガーデンショップ店長の服部紗希です。
本年の営業は、本日12月29日(月)午前をもって終了いたしました。
2025年は、振り返ると本当に多くの出来事が重なった一年でした。
一つひとつは小さな積み重ねでも、並べてみると、ここまで歩いてきた道のりの輪郭がはっきりと見えてきます。
ここでは、2025年の主な出来事を記録として残しておきたいと思います。

1.大阪・関西万博への出店
2025年5月27日・28日・29日、大阪・関西万博に出店させていただきました。
奈良代表として世界の舞台に立つという、身の引き締まる経験でした。
日々向き合ってきたハーブや素材が、国や文化を越えて誰かの目に触れる。
その重みとありがたさを、改めて実感する時間でした。
2.柿の葉茶が全国放送へ
奈良で静かに守り続けてきた柿の葉茶が、テレビを通じて全国へ届きました。
秘密のケンミンSHOW(2025年10月16日放送)。
派手な主張はしなくても、土地と人の暮らしの中で受け継がれてきたものには、ちゃんと伝わる力があるのだと感じました。
3.奈良の新しいお土産コンテストに挑戦
羽柴茶、豊臣茶、豊臣養生茶。
奈良らしさとは何か、今の時代にどう伝えるか。
答えのない問いに向き合いながら、形にする経験は、今後の商品づくりにも確実につながっています。
4.ふるさと納税の拡充
地域の誇りを形にする取り組みとして、返礼品の登録数を拡大しました。
奈良産大和当帰葉とスパイスで作るふたりぶんのカレーキット、育児支援ハーブなど、新しい提案も加わりました。
「贈る」という行為を通して、土地の背景まで伝えられたら。そんな思いで取り組んでいます。
5.ハーブ診断ページの完成
店頭やイベントで大切にしてきた「対話による診断」を、Webでも体験できる形にしました。
言葉を交わしながら、その人の今に寄り添う。
その姿勢だけは、画面越しでも失わないようにと考えながら作ったページです。
6.ちっちふわりplus 専用フォーム公開
授乳中の細やかな変化に、もっと深く寄り添いたい。
そんな思いから、スマートフォンで選ぶだけで今の状態を伝えられる専用フォームを整えました。
声にしづらいことも、安心して届けてもらえる窓口でありたいと考えています。
7.なつめちゃん誕生
奈良の国産なつめを案内する、小さなパートナーが仲間入りしました。
商品だけでなく、その背景ややさしさも一緒に伝えていく存在として、少しずつ育ってくれています。
8.メルカリ「ブランド欄」への登録
気づけば、「ハーブガーデンショップ」という名前そのものが、ブランドとして登録されていました。
長く続けてきたことが、静かに評価されたようで、胸の奥がじんわり温かくなった出来事です。
9.26年目の大きな決断
「ダイエット+αだとプレゼントしにくい」というお声を大切に、
長年親しまれてきたブレンドは、「食後のひとときブレンド」へと名前を改めました。
変えることは勇気がいりますが、続けていくための大切な選択だったと感じています。
10.強風による実店舗テントの破損
思いがけない出来事でしたが、無事に修繕を終え、今は気持ちよくお迎えできる状態になりました。
こうした出来事も含めて、日々の営みなのだと思います。
こうして一年を振り返ると、どの出来事も、お客さまや地域、支えてくださる方々とのつながりの中で生まれたものでした。
いつも静かに見守ってくださる皆さまに、心より感謝申し上げます。
来年も、ハーブとともに、心ほどける時間をお届けできるよう、丁寧に歩んでまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。








